2009年07月08日

7月読書会のお知らせ

みなさま、こんにちは。
ジメジメした毎日が続いています。
そろそろ太陽が恋しいですね。

6月読書会の報告と7月読書会のお知らせをお届けします。

◆6月読書会の報告

28日に行われ、13名の参加がありました。
題材は『東京シューレ大学紀要No.5』でした。

・親として反省した。
・おもしろかった。何人かが書いていて、青春論文集のよう。テーマは青春。
・自分とは全く違う経験をしたんだなと思った。子供時代の葛藤リアルで切実に感じた。
・命がけで自分を見つけている姿勢がすごい。
・「内なる鎖」が張り巡らされている。「内なる鎖」とは一体なんなのか。
・本当に不登校が認められていたら、語る必要もないのではないか。申し訳なかったという気持になった。
・このような感性、どこからが本来のもので、どこからが後のもの(環境など)か、不登校が原因なのか?
・違和感があった。親に対して一方的と感じた。
・せまるものがあった。
・自分は親に理解して欲しいと思っていなかったので、びっくりした。
・不登校の人はのびのびやっていると思っていたので驚いた。不登校と引きこもりが繋がれる所があるのかもしれないと思った。
・正直に語っていると好感を持った。
・優等生的と思った。シューレに行っていても大変なんだと思った。
・意識の最先端だと思う。前人未到のことをやっている。
・「人並み」がポイント
・人を救うためじゃなく、自分を救うために話すべきだった。

それぞれの立場によっても捉え方が違ったようです。
当事者が「語る」ことについて、その功罪についても話が及びました。
まだまだ話し合う余地のあるテーマだったと思います。

◆7月読書会のご案内

日時・・・7月26日(日)17:00〜21:00ぐらいまで。

場所・・・横浜駅西口近く

テキスト・・・『ベーシック・インカム入門』(光文社新書 山森亮著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A0%E5%85%A5%E9%96%80-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B1%B1%E6%A3%AE%E4%BA%AE/dp/4334034926/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1246951530&sr=1-1

【取り上げた理由】
最近、ベーシック・インカム(基本所得)という言葉を耳にする機会が、何度かありました。書店でも、いくつか本が出ているようです。「生きる権利の実現として、毎月15万円を国民全員に無条件に支給する」とか、「労働や家庭に縛られない、個人の自由な生き方を保障する」とか、そんな制度だと聞きます。じっさいに実現する可能性はあるのだろうか、もっと詳しく知りたい、みんなで話し合ってみたい、そんな気持ちから、今回、このベーシック・インカムについての入門書を取り上げました。


★読書会に参加希望の方はテキストご一読の上、ご参加くださるようお願いいたします。

★読書会で取り上げる本は、参加者の方々からもぜひ提案をしていただきたいと思っています。
読書会終了時に、取り上げる本を決めていますので、参加の時にお持ちいただくなどしてご紹介ください。

★当読書会では、詳しい案内や、本・イベントのお知らせ、変更の連絡などは全てメーリングリストを通じて行っています。(たまに日時や場所等の変更などもありますので。)

読書会に関心のある方や、初めて参加を希望される方は、下記アドレスにご連絡下さい。担当者から追ってご連絡差し上げます。

『新ひきこもりについて考える会』
h-kangaerukai01@freeml.com

それでは7月26日(日)、みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。
    

posted by 運営メンバー at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

6月定例会のお知らせ

みなさま、こんにちは〜。
考える会世話人のなんじゃもんじゃです。

あじさいが日を追うごとに色鮮やかになってきました。
いよいよ梅雨の季節ですね。

次々に事件が起きたり、騒動が起きたり。
あんなにマスクマスクと騒いでいたのも、もうどこへやら。
ひとつひとつ見逃せないこともありますが、
流れの速さに我を忘れることのないようにもしたいと思う
今日この頃です。

前回は久しぶりにフリートークで、
みなさまの身近な問題をいろいろ出していただきました。
途中、めずらしく激論もありで、なかなか刺激的でした。
初期の頃の当会を知る人に聞くと、
白熱した議論が延々展開されたこともあったとか。
三者(当事者・親・関係者)が混在する当会の、
他にはない何よりの特色でもあったそうです。
まったりの雰囲気も悪くはないですが、
それぞれに思うところを伝えてこそ、
何かが変わっていくこともあるのではないかと思います。
忌憚のない意見交換を望むところです。
ご参加のみなさま、ありがとうございました。

さて、6月定例会のお知らせです。

◆日時:6月20日(土) 午後2時〜5時
◆場所:東京都
◆参加費:無料

◎親睦会:同日午後5時過ぎ〜8時半頃まで。
・自由参加&参加費無料。
・定例会会場にて。午後9時まで使用できるので、そこで引き続き親睦会です。
夕食は、外に食べに出たり、お弁当を買ってきたりして、
各自思い思いに済ますことにしています。その後フリートークです。

◆テーマ:『私が怒(いか)る時』     

みなさんは怒ったことありますか?

怒ると言っても
 ≪いらっ≫ときたり、
 ≪むかっ≫ときたり、
 ≪かーっ≫ときたり、
現れ方は様々ですね。
対象もささいなことから、絶対に許せないことまで、色々あるのではないでしょうか?
喜怒哀楽、感情には色々な種類がありますが、
その中でも≪怒り≫は、突然、或いはじわーっと、
心の深いところから≪沸いてくる≫ことがあるように思います。
それだけに≪怒り≫は、
私のまだはっきりとは意識してなかった≪何か≫を、
思いがけず照らし出すことがあります。
それを契機に、知らなかった自分を発見したり、
忘れていた記憶を甦らせたり、
大切にしたいことが何かわかったり、
といったことがあるのではないでしょうか。

あなたが最も怒りを覚えることは何ですか?
許せないと思うことは何ですか?
どんな時に、どんなことに対してそれを感じましたか? 

ちょっと危険で微妙な領域に触れるかもしれませんが、
意外とみんなで話し合うことが衝撃を和らげるかもしれません。
少し思い切って勇気を出して、≪話(放)し≫に来ませんか。
(もちろん聞くだけでもOKですよ〜。)

それでは、みなさまの参加を心よりお待ちしております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今後の定例会の予定
・8月2日(日)・・・フリートーク、親睦会は外の居酒屋
・9月19日(土)・・・テーマあり、親睦会は定例会の会場
※7月は、定例会は予定していません。

なお、会では集まりで話し合ってみたいテーマを随時募集しています。
ご希望のテーマなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい。

======================================
▽配信先変更や配信停止をご希望の方は、
 このメールに返信してお知らせ下さい。
posted by 運営メンバー at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 定例会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月13日

6月読書会のお知らせ

みなさまこんにちは〜、読書会世話人からです。

日毎にあじさいの色が濃くなってきました。
梅雨もいよいよこれからが本番。
高温の夏到来に備えて、身体の調子を整えておきたいところです。
屋内でゆっくり読書するには意外ともってこいかもしれません。

5月読書会の報告と6月読書会のお知らせをお届けします。

◆5月読書会の報告

31日の読書会にご参加のみなさま、お疲れ様でした。
13名の参加がありました。

テキストの著者、山下耕平さんと10年来のつきあいがあるというFonte (元「不登校新聞」)の編集長も参加して下さり、不登校&ひきこもりを巡って、大変活発な話し合いをすることができました。

感想としては
・1980年代からの流れをよく捉えていて解り易かった。基礎を固めなおせた。
・1、2章はまっとうなヒューマンな価値観だが毒がない。3、4章は自分好みで、p85の≪公害だ!”≫の項でやっと『来た〜!』と思った。
・ひきこもりに対して就労支援をしないで踏ん張っている辺りを応援したい。不登校もひきこもりも流行らない今が踏ん張りどころだと思うから。
・ここ数年生活に追われていたが、眠っていたものを掘り起こされた。不登校は自分の核なんだと再認識した。
・≪健康診断≫や≪逃げ場≫≪ただいま≫の話に共感。
・面白かった。家庭だけが居場所ではなく、社会への問いとして社会へ突き返そうとしているところに共感。

というような概ね肯定的な感想、これは不登校を経験した方々から多く聞かれました。一方で、

・真摯に向き合っているがいわゆる不登校言説でステレオタイプっぽいところも。問いを出しながら深めていない。
・(自分は)自主性が乏しいので、選択肢が増えてもよけいとまどってしまう。複雑すぎる社会についていけないし、≪社会の方に問題がある≫と言われても、ではどうしたらいいのかわからない。
・親としては、≪学力≫はあきらめられても≪社会性≫はあきらめきれないところがある。
・不登校運動の意義の大きさは充分認めつつも、かってほど元気がない今、何か見落とされてきたものがあるのではないか。不登校とひきこもり界隈には雰囲気の違いがあり、断絶を感じる。p134の不登校経験者の文章にヒントを感じる。フタをせず取り上げている点で、この本の意義は大きい。

などの感想も語られました。

この中で特に
【社会性】については
・≪学校に行かなくても社会でやっていける。≫の言説の功罪。
・≪社会性≫という言葉の持つ脅迫性。どこにいても同じなのではないか。
・世間に合わせつつ、自分にも合わせたい、と思う。≪社会と自分≫がどういう関係を作っていけるだろうか。

【不登校の肯定】については
・90年代に肯定論が広まったが、それはコップの中の上澄み部分だけ。否定の気持は中に閉じ込められたままだった。
・≪不登校しても大丈夫≫に対して、親からは≪きれいごと≫の言葉が返ってきた。
・≪肯定する≫という言葉を外部から聞くと、当事者としては≪いらっ≫とした。

【不登校の現況】については
・特別支援教育のもと、学校復帰の方向に舵が切られており、さもなくば病気への分類が進んでいる。
・不登校になると、スクールカウンセラー→教育相談→適応教室又は病院、という方向に方向付けられている。
・病気に分類されると安心してしまうところが、本人にも親にもある。

【当事者が経験を語る】ということについては
・語ることについて著者は疑問を投げかけてくれていた。
・学校に行けない、という感情はそれまで感じたことのない強い感情で忘れることはできない自分の原点。
・現在不登校の居場所に通ってきている若い世代は自分達の頃と感じが違っている。語りたがらない。
・不登校の最中にそのことを≪語る≫ということが、自分には不思議に思えてしかたなかった。
・自分について何かを≪語る≫と、語った後から必ずそうではない部分が出てくるのではないか。

不登校が注目されるようになって約25年。ひきこもりは約10年。
不登校運動が果たした意義に始まり、不登校の現況、当事者が語るということ、社会性、などを巡って話題は多岐に拡がりました。
参加者の立場が多様で、それぞれ経験や知るところが異なり、関心にも濃淡があるため、集中的なものになりにくかったところは否めません。
【不登校とひきこもり】を包括的、根源的に捉えなおすことの難しさを痛感します。それでもそういうことを語り合える準備がそろそろ整ってきた、と感じられた今回の話し合いでした。
ゆっくりじっくり私達なりに考えていくことができたらと思います。

◆6月読書会のご案内

・日時・・・6月28日(日)17時〜21時ぐらいまで

・場所・・・横浜駅西口近く

・テキスト・・・『迷子の時代を生き抜くために』のp134で紹介されている文章の全文。


【取り上げた理由】
≪不登校体験を語る≫ということに触れながら自分にとって不登校体験とは何だったのかを考察している文章です。
『迷子の時代・・・』では、≪私の苦しさとは・・・、徹底して「自分に立脚できない」ことにあったように思う。≫の部分が引用されていて、今回多くの人の関心を集めました。
事情を知る人によると、引用のされ方にこの文章の著者は納得していないところもあるそうです。
それでもこの文章が提示している内容は自分達だけの問題ではない、ということで掲載に踏み切ったということです。
その辺りの双方の心情も汲みつつ、全文をじっくり丁寧に読んでみようということになりました。
(『迷子の時代・・・』も随時話題に上るかもしれませんので、手元にある方は併せてお持ち下さい。)

■今回は【希望者】に、上記の文章をPDFファイルにしてお送りすることにします。
・【希望者】は≪6月読書会テキストのファイルを希望≫と書いて、hiki_book@yahoo.co.jpにメールをお送り下さい。ファイルを添付して返信します。
・プリントアウトした物を希望の方は住所・名前をご連絡下さい。郵送します。プリントアウトした物は定例会(6月20日)会場にも持って行きます。ご希望の方には会場でお渡しすることもできます。
・なお、5月読書会に参加だったみなさまも、ご希望の方はアドレス確認のためお手数ですがご連絡下さい。


★読書会に参加希望の方はテキストご一読の上、ご参加くださるようお願いいたします。

★読書会で取り上げる本は、参加者の方々からもぜひ提案をしていただきたいと思っています。読書会終了時に、取り上げる本を決めていますので、参加の時にお持ちいただくなどしてご紹介ください。

★当読書会では、たまに日時や場所等の変更などもあります。
詳しい案内や、本・イベントのお知らせ、変更の連絡などは全てメーリングリストを通じて行っています。

読書会に関心のある方や、初めて参加を希望される方は、下記アドレスにご連絡下さい。担当者から追ってご連絡差し上げます。

『新ひきこもりについて考える会』
h-kangaerukai01@freeml.com

それでは6月28日(日)、みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。




posted by 運営メンバー at 13:08| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月05日

5月定例会のお知らせ

この時期、天気が良いと本当に快適です。
木々も青々と、気持ちよさそうに葉を広げていてたりして
外に出るには確かに最高の季節です。


さて次回定例会のお知らせです。

◆日時:5月9日(土) 午後2時〜5時
◆場所:都内某JR駅近く
◆参加費:無料
◎親睦会:同日午後5時過ぎより会場近くの居酒屋にて。
     (自由参加です。予算は2000円程度になります)

次回は〈フリートーク〉です。
テーマは用意しておりません。
当日参加していただいた方から、日頃気になっていることや、
みなさんに聞いてみたいことなどを、受け付けたいと思います。
みなさまのご参加をお待ちしております。
(定例会のお知らせ:マスオ) 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今後の定例会の予定
・6月20日(土)
・8月2日(日)

なお、考える会ではテーマを随時募集しております。
ご希望のテーマなどありましたらご連絡ください。
posted by 運営メンバー at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 定例会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月04日

≪読書会≫の詳細

■□■『新ひきこもりについて考える会/読書会』のご案内■□■    
 
■ 当『読書会』は、『新ひきこもりについて考える会』から派生した集まりで、2004年12月に第1回目の集まりを持ちました。毎回10名前後の参加者があります。

■ テキストは、ひきこもりや不登校に関する書籍や文章を、ジャンルにこだわらず幅広く取り上げることにしています。

■ 当読書会への参加は、ひきこもりや不登校に関心を持つ方であればどなたでも参加できます。興味をお持ちの方は、ぜひ一度参加してみて下さい。

■ 当会は三人の世話人により運営されています。


 ☆★☆『読書会』の概要☆★☆

目的 : ≪ひきこもり≫や≪不登校≫に関連する書籍や文章を読んで話し合う。

日程 : 1ヶ月から1ヶ月半ぐらいに一度、土曜または日曜

時間 : 17時〜21時頃まで

場所 : 横浜駅西口近くにて

テキスト : ≪ひきこもり≫や≪不登校≫に関連する書籍や文章
      (参加者が相談して次回テキストを決定します。)

参加者 : ≪ひきこもり≫や≪不登校≫に関心を持っている人
      (テキストを一読の上、ご参加下さい。)

参加費 : 無料

参加を希望される方は・・・


★当読書会に初めて参加を希望される方は、当会のアドレス宛に≪読書会参加希望≫と≪お名前を書いて、メールをお送り下さい。
こちらから追って、場所や日時等詳しくご連絡いたします。

★当読書会の案内や報告など、読書会に関するお知らせは、会員間のメーリングリストを通じて行います。
初回参加以降、引き続いて参加を希望される方は、メーリングリストにご登録下さい。
登録は当会のアドレス宛に≪読書会メーリングリスト登録希望≫と≪お名前≫を書いて、お送り下さい。
こちらから追って、登録のためのメールをお送りします。

★読書会からのメールが不要になった時はその旨ご連絡下さい。
メーリングリストからはずさせていただきます。

参加希望や、メーリングリストへの登録・解除の連絡、又はお問い合わせはこちらへ 
⇒ hikibook-staff@yahoogroups.jp



☆★☆これまでに取り上げたテキスト一覧☆★☆ 

・第 1 回 2004年12月 『ひきこもり文化論』 (斎藤環著)
・第 2 回 2005.02 『月刊子ども論』 (2001年9月号の、藤井誠二・斉藤環・山下英三郎の対談記事と、2002年 2月号奥地圭子の記事)
・第 3 回 2005.03 『メンタルヘルスライブラリー ひきこもり』  (高木俊介編所収 『「ひきこもり」からみえてくる医療と社会』芹沢俊介+高岡 健+藤澤敏雄+高木俊介による座談会部分 )
・第 4 回 2005.04 『不登校は終わらない』 (貴戸理恵著)
・第 5 回 2005.05 『あも』(1990年 精神科医が語る登校拒否の部分)
・第 6 回 2005.06 『ひきこもりなんて、したくなかった』 (林尚美著)
・第 7 回 2005.07 『ごかいの部屋』 (丸山康彦配信 メールマガジン所収 よろいと荷物)
・第 8 回 2005.08 『子どもがニートになったなら』 (玄田有史 小杉礼子著)
・第 9 回 2005.09 『「待つ」をやめるとき』 (田中俊英、他著)
・第10回 2005.10 『こころの科学』 (123号 貴戸理恵と上山和樹の論稿を中心に)
・第11回 2005.11 『当事者の「声」を聞くということ―Aさんの“ひきこもり始め”をめぐる語りから―』 (石川良子 論文)
・第12回 2006.01 『ひきこもりと政治』 (参加者からの問題提起) 
・第13回 2006.02 『ニート・フリーターと学力』 (佐藤洋作著)
・第14回 2006.05 『「ニート」って言うな!』 (本田由紀 ・内藤朝雄 ・後藤和智著)
・第15回 2006.06 『ひきこもりとトラウマ』 (服部雄一著)
・第16回 2006.07 『薬を使わずに「うつ」を治す本』 (最上悠著)
・第17回 2006.08 『人格障害論の虚像―ラベルを貼ること剥がすこと―』 (高岡健著)  
・第18回 2006.09 『人格障害論の虚像―ラベルを貼ること剥がすこと―』 (高岡健著)
・第19回 2006.10 『「ひきこもり」の「社会理論」』 (市野善也著)
・第20回 2006.11 『「ひきこもり」の「社会理論」』 (市野善也著)
・第21回 2006.12 『「普通がいい」という病』 (泉谷閑示著)
・第22回 2007.01 『無痛文明論』 (森岡正博著)
・第23回 2007.02 『無痛文明論』 (森岡正博著)
・第24回 2007.03 『無痛文明論』 (森岡正博著)
・第25回 2007.04 『人生に意味はあるか』  (諸富祥彦著 ) 
・第26回 2007.05 『これが答えだ!』 (宮台真司著)
・第27回 2007.06 『ひきこもりからの出発―あるカウンセリングの記録 』 (横湯 園子著) 
・第28回 2007.07 『ひきこもりその心理と援助』 (西村秀明編著)
・第29回 2007.08 『ワーキングプア:いくら働いても報われない時代が来る』 (門倉貴史著)
・第30回 2007.09 『人生は廻る輪のように 』 (エリザベス キューブラー・ロス著)
・第31回 2007.10 『ひきこもりの社会学』 (井出草平著)
・第32回 2007.11 『ひきこもりはなぜ「治る」のか?―精神分析的アプローチ』 (斎藤環著)
・第33回 2007.12 『人はなぜ働かなくてはならないのか―新しい生の哲学のために』 (小浜逸郎著)
・第34回 2008.01 『ごかいの部屋』PARTT (丸山康彦著メルマガ)
・第35回 2008.03 『ごかいの部屋』PARTU (丸山康彦著メルマガ)
・第36回 2008.04 『ひきこもりの<ゴール>―「就労」でもなく「対人関係」でもなく―』 (石川良子著)
・第37回 2008.05 『ともに生き、ともに育つ―いま、若者たちに伝えたいことA』(NPO法人フリースペースたまりば発行)
・第38回 2008.06 『迷走する若者のアイデンティティ』 (白井利明編)
・第39回 2008.08 『鳴かず飛ばず働かず』  (勝山実ブログ)
・第40回 2008.10 『孤独について―生きるのが困難な人々へ』  (中島義道著)
・第41回 2008.11 『「生きづらさ」について―貧困、アイデンティティ、ナショナリズム』 (雨宮処凛著 萱野稔人著)
・第42回 2008.12 『はじめてのひきこもり外来』 (中垣内正和著)
・第43回 2009.01 『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』 (湯浅誠著)
・第44回 2009.02 『「自分」を生きるための思想入門』 (竹田青嗣著)
・第45回 2009.04 『「自分」を生きるための思想入門』 (竹田青嗣著)と『イワン・イリイチの死』(トルストイ著)
・第46回 2009.05 『迷子の時代を生き抜くために−不登校・ひきこもりから見えてくる地平』 (山下耕平著)
           
       







posted by 運営メンバー at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ≪読書会≫の詳細 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月25日

5月読書会のお知らせ

天気はうららかだったり雨だったり、落ち着かないですが、
だいぶ暖かくなってきて、新緑が美しい季節ですね。

読書会世話人から、4月読書会の報告&5月読書会のお知らせです。

◆4月読書会の報告

19日の読書会には9名の参加がありました。
ご参加のみなさま、おつかれさまでした。

今回は、
トルストイ『イワン・イリイチの死』(光文社古典新訳文庫)と
竹田青嗣『「自分」を生きるための思想入門』の第六章(ちくま文庫)
の2つを取り上げました。

一冊目は、官僚として世俗的な価値を求めて生きてきたイワン・イリイチが、死を迎える過程で、自分の生き方を根本的に疑うようになる過程、葛藤を描いた作品です。
参加者の中で、以下のような感想・読み方がやりとりされました。

・死の問題はまだ自分の問題として考えられない。
小説として面白く読めた。ディテールの描き方がうまい。
・「理性の前に生がある。理性で生のよしあしを判断することはできない」というトルストイの晩年の思想がうかがえる。
・ピンとこない、面白いと思えなかった。
・使用人ゲラーシムの、死にゆく人を看取る態度が心に残った。また、死のプロセスをよく描いている。
・「立派で快適な生活」というイワン氏が求めていたものと、自分が高校時代に求めていたものとが、すごく重なる。そこから解放されない苦しみも同じだと思った。
・イワン氏のように「光が見えた」と思うことはしばしばあるけど、それが持続しない。イワン氏は「光が見えた」ところで死んだから、幸せかも知れない。
・イワン氏の気づきは、「底つき」ということだと思う。自分は、その後を生きているように思う。
・この作品は、黒澤明の映画「生きる」の元ネタになった。

二冊目は、前回の続きで、竹田さんの本の第六章「生と死のあいだ」を取り上げました。一冊目の感想もからめながら、以下のような意見が交換されました。

・「死んだら何も無くなることへの恐怖」とあって、それが話の出発点になっているが、死んだら何も無いのは当たり前のことに思える。たまたま動物として生まれ、時期がきたら死ぬだけ。それがどうしてそんなに恐いのだろうか。
・人生の前半はエロスを味わうゲームとあるが、後半をどう生きるか、というテーマを自分は抱えていると思う。
・トルストイのスケールの大きさに比べて、竹田さんはなんて小さい、と思った。
・題名に比べて、内容はたいしたことがない。あまりつきつめて考えていないのではないか。押し付けがましい感じもする。
・「死は自我からの解放」というフロイトの考えには納得できる。
・自分の人生の意味を了解・納得したい、という点で、竹田さんに共感する。
・自分なりの納得は、ともすれば信仰の世界に入ってしまうが、現象学は、自分の信仰がひとつの物語だということを教えてくれる。信仰を相対化する見方のひとつ。

「竹田青嗣は答えを出してしまうが、問い続けることが大事」という意見に対して、引きこもりにとっては「間違っていてもいいから自分なりの答えを見つけること」が大事なのではないか、という意見も出ました。

普段、なかなか話し合う機会のない、自分の人生観や、生きること・死ぬことについての考えを言葉にして、おたがいに考えを深めあえる場になったのではないかと感じました。


◆5月読書会のお知らせ

・日時・・・5月31日(日)17時〜21時ぐらいまで
・場所・・・横浜駅西口近く
・テキスト・・・山下耕平『迷子の時代を生き抜くために−不登校・ひきこもりから見えてくる地平』(北大路書房、2009年)


【取り上げた理由】
たまたま新刊本コーナーで手に取った本ですが、不登校の運動に関わってきた著者が、この社会の生きづらさ・おかしさ・いまなにが必要なのかといったことを、自分のことを棚上げせずに、誠実に考えている本だと感じ、読書会で取り上げてみたいと思いました。
いろいろな本を読んできましたが、「引きこもり」の原点に返って話し合うことができるのではないか、と思っています。

【商品の内容】(Amazonサイトより)
「いい学校に行って、いいカイシャに入れば、それで人生成功」という神話は、いまや崩壊し、学校はかつてほど絶対的なものではなくなった。それにもかかわらず、子どもや若者たちの不安は、ずっと深くなっている。この不安は何だろう…。「学力」と「社会性」をキーワードに
、この不安の正体を突きとめながら、「誰もが迷子」の時代を生き抜くための方向性を探る。しがみつかない、自立もしない。ゆるやかに多くの〈居場所〉を持つ生き方へ。

【著者紹介】(Amazonサイトより)
山下 耕平 1973年、埼玉県生まれ。大学を中退後、フリースクール「東京シューレ」スタッフを経て、1998年、『不登校新聞』創刊時から、2006年6月までの8年間、編集長を務めた(現在は理事・事務局長)。
また、2001年10月、フリースクール「フォロ」設立時より事務局長を務め、2006年10月より、同法人で若者の居場所「コムニタス・フォロ」を立ち上げた。

★読書会に参加希望の方はテキストご一読の上、ご参加くださるようお願いいたします。

★読書会で取り上げる本は、参加者の方々からもぜひ提案をしていただきたいと思っています。読書会終了時に、取り上げる本を決めていますので、参加の時にお持ちいただくなどしてご紹介ください。

★当読書会では、たまに日時や場所等の変更などもあります。
詳しい案内や、本・イベントのお知らせ、変更の連絡などは全てメーリングリストを通じて行っています。

読書会に関心のある方や、初めて参加を希望される方は、下記アドレスにご連絡下さい。担当者から追ってご連絡差し上げます。

『新ひきこもりについて考える会』
h-kangaerukai01@freeml.com

それでは5月31日、皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
                 
posted by 運営メンバー at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

4月読書会のお知らせ

みなさま、こんにちは〜。

開花宣言は最速で出たものの、その後の寒さのせいで縮こまってしまっていた桜もようやく見頃を迎え始めたようです。
木の芽時、過ごすのが難しい時期でもありますがいかがお過ごしですか?

読書会世話人から3月読書会の報告&4月読書会のお知らせです。

◆3月読書会の報告

15日の読書会には11名の参加がありました。
ご参加のみなさま、ご苦労様でした。

竹田青嗣著の『「自分」を生きるための思想入門』の1〜3章を取り上げました。

この本の推薦者からは、『「ひきこもり」の問題はしばしば「欲望」の問題である、と言われる。自分も「ひきこもり」にとっての最大の苦痛は、「アイデンティティの不安」と「エロスの欠如」にあると思う。それを考える上で竹田青嗣の著作は有益なのではないだろうか。』、というような投げかけがありました。

著作の中からも
・人間は他者たちとの関係の中で欲望の対象を見出し、これをしたい、ここに届きたいという目標をめがけて生きるような存在。その目標や到達の過程での「味わい」が「エロス=快感」をもたらす。(p88)
・「私」というのは「立派な私」あるいは「よい私」を求めるという欲望、つまり「自我の欲望」であり、それを「アイデンティティ」や「物語」を求める欲望、というふうに言うこともできる。(p26)
というような表現を見出すことができました。

話し合いではおもに「ひきこもりの苦痛」ということと「欲望」ということの関連性を巡ってさまざまな意見が出ました。

・ひきこもりの苦しさは言い表しようのないものだったが、この本の説明によってその実体が何だったか解った。
・ひきこもりの時は「欲望」を持ってはいけないものだ、と我知らず考えてしまっていた。
・竹田の独自性は、エロスを人間存在の根源として捉えたところ。面白かった。
・人間の欲望はゲーム的な欲望であるので、それが到達できない時は自らルールを書き換えていくことができ、それが人間の自由だと捉えている点に共感。
・3章は力を入れて語っており面白かった。特にルサンチマンの部分は参考になった。
・欲望を持て余す人には役立つかもしれないが、欲望が不足している人には役立たないと思った。この本を読んでも楽にはなれなかった。
・哲学は人生がつらい時に役立つとあったが、ここまで考えるとかえって苦しくなるのではないか。
・欲望を持ってしまったから苦しくなって引きこもったので、むしろ「足るを知る」というような老子的な考え方の方が役立つのではないか。欲を押し付けられたくないし、自分を苦しめる欲望は持たない方がよいと思う。
・欲望の対象について4つの項目をあげているが、平凡な捉え方で深みが感じられなかった。こういうところに帰着すると平板な人生観になる。
・欲望の根拠をどこまでも他者との関係に置くという発想が感じられ、そういう形の欲望で生きていく限り、人生はつらいのではないだろうか。

「ひきこもる」ということだけでなく、「生きる」ことの苦しさつらさに直結するつっこんだ話し合いがなされた、と思います。
が一方でまだまだ何かが混沌として焦点化できないもどかしさも感じました。
来月も引き続きこのテキストが取り上げられるので、もしかしたら今回の意見をさらに深めた話し合いが展開できるのではないかと期待されます。

◆4月読書会のお知らせ

・日時・・・4月19日(日)17時〜21時ぐらいまで
・場所・・・横浜駅西口近く
・テキスト・・・@『「自分」を生きるための思想入門』の第6章
        (竹田青嗣 著 ちくま文庫 777円)と
        A『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』
     (トルストイ著 望月哲男訳 光文社古典新訳文庫660円)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refISBN=4334751091


【取り上げた理由】
前回も取り上げたテキスト@の第6章の「生と死のあいだ」を読むことによって、第3章で明確にできなかったことがもう少しはっきりしてくるのではないかと思います。
トルストイの著書Aのイワン・イリイチの死は、テキスト@の第6章で取り上げられており、死を実存的な視点から見事に描写している作品とのことなので、併せて読むことにしました。

Aのトルストイの著書の紹介・・・<e-hon 本>からの転載
【商品の内容】
19世紀ロシアの一裁判官が、「死」と向かい合う過程で味わう心理的葛藤を鋭く描いた「イワン・イリイチの死」。社会的地位のある地主貴族の主人公が、嫉妬がもとで妻を刺し殺す―。作者の性と愛をめぐる長い葛藤が反映された「クロイツェル・ソナタ」。トルストイの後期中編2作品。(※今回は「イワン・イリイチの死」のみ取り上げます。)

【著者紹介】 
トルストイ,レフ・ニコラエヴィチ (トルストイ,レフニコラエヴィチ)1828‐1910。ロシアの小説家。19世紀を代表する作家の一人。無政府主義的な社会活動家の側面をもち、徹底した反権力的な思索と行動、反ヨーロッパ的な非暴力主義は、インドのガンジー、日本の白樺派などにも影響を及ぼしている。活動は文学・政治を超えた宗教の世界にも及び、1901年に受けたロシア正教会破門の措置は、今に至るまで取り消されていない

★読書会に参加希望の方はテキストご一読の上、ご参加くださるようお願いいたします。

★次々回のテキストも決まっています。
『迷子の時代を生き抜くために』―不登校・ひきこもりから見えてくる地平― (山下耕平著 北大路書房 2009.2刊 1680円)
横浜の図書館にはすでに入っています。

★読書会で取り上げる本は、参加者の方々からもぜひ提案をしていただきたいと思っています。
読書会終了時に、取り上げる本を決めていますので、参加の時に持ってくるなどしてご紹介ください。

★当読書会では、たまに日時や場所等の変更などもあります。
詳しい案内や、本・イベントのお知らせ、変更の連絡などは全てメーリングリストを通じて行っています。

読書会に関心のある方や、初めて参加を希望される方は、下記アドレスにご連絡下さい。担当者から追ってご連絡差し上げます。

『新ひきこもりについて考える会』
h-kangaerukai01@freeml.com


それでは4月19日、皆さまにお目にかかれるのを楽しみにしています。




posted by 運営メンバー at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月24日

3月定例会のお知らせ

みなさま、こんにちは〜。
考える会世話人のなんじゃもんじゃです。
桜の開花宣言が早くもあちこちで始まり、今年の春は最速スピードで私
達のところにやってきたようです。
いかがお過ごしでしょうか。

さて、3月定例会のお知らせです。

◆日時:3月28日(土) 午後2時〜5時
◆場所:都内某JR駅近く
◆参加費:無料

◎親睦会:同日午後5時過ぎ〜8時半頃まで。
・自由参加&参加費無料。
・今回は久しぶりに定例会の会議室を引き続き使うことができます。
・夕食は、各自で外で食べるなりお弁当を買ってくるなりして済ますこ
とにしています。その後フリートークです。
・28日当日は、お堀端の桜が丁度満開になる頃だと思われます。希望者があればライトアップされた夜桜を楽しみながらの帰路にしたいと思います。(昨年とってもきれいでしたよ〜。)

前回テーマは「引きこもりは戦いではないのか」と言うある経験者からの提案。個人的な体験から発したテーマのせいか、その受け止め方も皆さ様々のようでした。
参加者の皆さんありがとうございました。

さて、今回のテーマです。

◆テーマ:『つらい時のしのぎ方』     

ひきこもっている時のつらさ、苦しさは他に言い表しようのない、つら
さ、苦しさだと聞きます。

一年というサイクルの中では特に、お正月や、自分の誕生日、そして年
度が変わる今頃が、外から内からわきおこる暗黙のプレッシャーで、精
神的に最もつらい時期になるということも聞いてきました。
その最中というのは、何がつらいのか、苦しいのか、言うこと考えるこ
とすらできないというのが、実際のところではないかと思います。

しかし、多くの引きこもりの方や経験者たちは、それぞれにそういった
時期を何度もかいくぐり、やり過ごし、何とか凌いできた結果として今
があるわけで、ある意味その道のベテランである、と言えなくもないと
思います。
そういう意味では、引きこもりという経験は、このつらさ、苦しさに関
しては、豊かな経験の蓄積がある、と言えるのではないでしょうか。

そこで、今回は、どのような立場であれそれぞれがつらさや苦しさを感
じるのは、特にどんな時なのか、またそれを今までどのようにして過ご
してきたのか、などについてあらためて語り合うことができたらと思います。

結構、それぞれに工夫を凝らした、過ごし方や凌ぎ方があるかもしれま
せん。それは具体的な方法であるかもしれないし、また考え方であるか
もしれません。
いずれにしろ、他者のそれを聞くことは、今後の参考になることもある
のではないでしょうか。

そんなわけで、今回はまずは経験に基づいた具体的なところから語り
合ってみたいと思います。

その上で、もし話し合いに余裕があれば、引きこもる本人にとって、
・そのつらさや苦しさの実体は何なのか?
・それはどういうプロセスの結果なのか?
・そのつらさや苦しさを多少なりとも軽減できる方法や考え方があると
したら、それはどういうものなのか?
と言ったことについても話を発展させていければと考えています。

それでは、みなさまの参加を心よりお待ちしております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今後の定例会の予定
・5月9日(土)
・6月20日(土)
なお、会では集まりで話し合ってみたいテーマを随時募集しています。
ご希望のテーマなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい。

======================================
▽配信先変更や配信停止をご希望の方は、
 このメールに返信してお知らせ下さい。
posted by 運営メンバー at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 定例会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月27日

3月読書会のお知らせ

こんにちは〜。
読書会の世話人です。

初夏のような陽気かと思ったら、寒さがやってきたり、風邪などひいている方も多いのではないでしょうか。
でも、春ももうすぐ。
暖かい陽気を待ちたいですね。

◆遅くなりましたが、1月読書会の報告です。

テキストは『反貧困』でした。
当日は20名も集まり、年末年始の「派遣村」の話題もあって関心の高さが伺えました。

よく言ってくれた、異議なし、色々勉強になった、暖かい人だと思ったなど、全般的にテキストに賛成、共感という意見が多かったです。

・「溜め」の重要性
・知ること、学ぶことが大事
・政府が貧困を認めていないのが驚き
・恵まれている人は、自分で全て頑張っていると思っている
・問題の所在がハッキリし、制度についてもよく分かった
・この社会に危機感を抱いた
・当事者と支援者が使う言葉の違い
・人付き合いがないと見えなくなる。視野が狭くなり自己責任に追い込まれていく
・貧困を、外から見ているだけでなく、当人にすら分からないところまで見ている。その眼差しが良かった
・親が居て助かっている。溜めがあったからパラサイトで良かった
・家族が居るのに自分からの排除があるのは何故か
・「派遣村」以外の炊き出しには取材は一切無かった

等々、多くの意見が出ました。

人数も多く、時間も限られていたので、途中で終わらなければなりませんでしたが、3月で数十万人の派遣切りが行われる今なお、切羽詰った問題だと感じます。

◆3月読書会のお知らせです。(日程の関係上、2月はありません。)

・日時・・・3月15日(日)17時〜21時ぐらいまで
※当初、予定していました8日を都合により変更しました。ご参加予定の方、お間違えないようお願いします。

・場所・・・横浜駅西口近く

・テキスト・・・『「自分」を生きるための思想入門
       (竹田青嗣 著 ちくま文庫 777円)


【取り上げた理由】・・・<読書会、参加者からの提案です。>
◎しばしば「ひきこもり」は「欲望」の問題と言われる。
なのになぜか竹田青嗣の「欲望論」がひきこもり界隈で話題にのぼることはなかったと思います。それが私には不満というか不思議でした。
私も「ひきこもり」にとって「欲望」は重要な問題であると思っていて、この本の第3章「自己と欲望 」は、ひきこもりを考える上で様々な示唆を与えてくれるのではと思います。
「ひきこもり」にとって最大の苦痛は「アイデンティティの不安」と「エロスの欠如」と個人的に思っていて、それを考える上でも竹田青嗣の著作は有益なのではと考えています。

【内容】(「BOOKデータベースより)
哲学は、生きることが苦しくなったときに役に立つ。それはまた、自分と他人、自分と社会の関係を深く了解するための“技術”でもある。こうした観点から、「私」とは何か、「他者」とはどういう存在か、「世界」とは何か、「死」をどう受け止めればいいのかといった、人が生きていく上で深く考える理由のある問題を、平易な言葉で論じていく。「自分」をよりよく生かすためのヒントに満ちた思想入門ある。

【著者略歴】 (「BOOK著者紹介情報」より) 
竹田 青嗣
1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。早稲田大学国際教養学部教授。哲学者・文芸批評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

★テキストご一読の上、ご参加くださるようお願いいたします。

★今回は上記テキストのT〜V章を中心に話し合います。
興味のある方は他の章もお読み下さい。

★読書会で取り上げる本は、参加者の方々からもぜひ提案をしていただきたいと思っています。
読書会終了時に、取り上げる本を決めていますので、参加の時に持ってくるなどしてご紹介ください。

★当読書会では、たまに日時や場所等の変更などもあります。
詳しい案内や、本・イベントのお知らせ、変更の連絡などは全てメーリングリストを通じて行っています。

読書会に関心のある方や、初めて参加を希望される方は、下記アドレスにご連絡下さい。担当者から追ってご連絡差し上げます。

『新ひきこもりについて考える会』
h-kangaerukai01@freeml.com

それでは3月15日、皆さまにお目にかかれるのを楽しみにしています。

posted by 運営メンバー at 15:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

2月定例会のお知らせ

寒かったり、暖かかったり風邪も流行っていたりですが
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
2月定例会のお知らせです。


◆日時:2月22日(日) 午後2時〜5時
◆場所:都内某JR駅近く
◆参加費:無料
◎親睦会:同日午後5時過ぎより会場近くの居酒屋にて
     (自由参加です。予算は2000円程度になります)


前回のテーマは「『ひきこもり』はなぜ問題なのか?」
このテーマ、支援する方にとっては常に意識せざるえないテーマで、支援という活動が日々模索しながらのものであることを改めて感じることができた話し合いでした。
参加者の皆さんありがとうございました。


さて、今回のテーマです。

テーマ:『引きこもりは戦いではないのか』

今回は、世話人のある個人的な体験から出発した提案です。

・・・・・ 

ある時「自分は今まで戦ってきたのではないのか…」フトそんな思いが私の頭に浮かびました。


何故なら、子供の頃無口で機転もきかなかった私はいつしか親から「普通にできない子」「問題を起こしそうな子」というレッテルを貼られてしまったように思います。
しかしそれは子供心にも、受け入れらるものではありませんでした。心の中では「そんなことはない、自分だってちゃんとやっていける」と叫んでいたように思います。


それからは、そのレッテルを打ち破ること、つまり他人に自分を認めてもらうことが私の生き方になっていきました。それは、自らに高い規範と完璧を求めることであり、他人の目を気にしなくてはいけないと言うことでした。
その生き方はハードなものでした。他人との摩擦を生み出すことにもなり、私の気力、体力を消耗させていきました。
それは、まさにレッテルに対して挑んだ戦いであったように思います。


私に限らず、引きこもりとは内面で戦っているのではないでしょうか。
戦う相手もレッテルだけではなく差別や偏見、古い価値観などでもあると思います。
そして、孤独な戦いに疲弊しているのではないのでしょうか。

・・・・・・

『引きこもりは戦っている』そんな視点から引きこもりを考えてみたいと思います。

それでは、みなさまの参加をお待ちしております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今後の定例会の予定
・3月28日(土)
・5月9日(土)

なお、会では集まりで話し合ってみたいテーマを随時募集しています。ご希望のテーマなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい。
posted by 運営メンバー at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 定例会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする