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2015年12月29日

1月読書会のお知らせ

みなさまへ
今年も残りわずかとなりました。
皆様にはどんな一年でしたでしょうか。
今年も読書会にご参加いただきありがとうございました。
来年も新しい文献との出会いを楽しみに続けていきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

2016年最初の読書会のお知らせです。

◆日時:2016年1月17日(日)午後5時から8時すぎまで
(場合によっては多少延長することもあります。)

◆場所:横浜駅西口近く 13階フリースペース

◆テキスト:『ひきこもる心のケア−ひきこもり経験者が聞く10のインタビュー』
(村澤和多里・監修/杉本賢治・編、世界思想社、2015年刊、1,800円(税別)/192頁)         
 ※今回は、このテキストの後半部分、第3部と第4部(P.116〜最後まで)を取り上げます。

【内容】(出版社HPより)
ひきこもりとは何か? ひきこもりのベテランである中年男性が、支援機関職員、心理学者、精神科医、ケースワーカー、教育学者など支援のプロと語りあう!
ジャーナリストのルポでも経験者の体験談でもない、ひきこもり問題への第三のアプローチ。

【著者略歴】(Amazonより)
●編者 杉本賢治(すぎもと けんじ)
ひきこもり経験者。
1961年札幌生まれ。思春期の10代後半と20代後半に長期のひきこもり経験あり。社会福祉士,社会保険労務士の資格をもつ。
現在もアルバイトをしながら,対話ができる場所を求めて放浪中。
●監修者 村澤和多里(むらさわ わたり)
札幌学院大学准教授。
青年期モラトリアム問題や対人恐怖症治療に精通する。
若者サポートステーションでひきこもりがちな若者の心理相談やグループワークを手がけてきた。臨床心理士。

【取り上げた理由】
ひきこもり経験者の杉本氏が、「この人の話を聞きたい」と思った支援者のところに行って、対話し、ひきこもりとは何なのか、ひきこもりを支援するとはどういうことなのか、をじっくり考えた本です。
それぞれの支援者が、さまざまな角度から、ときには、自分の生き方と関係づけながら、ひきこもりとは何か、ひきこもり支援とはどのような支援なのかを語っています。
これまでの読書会で話し合ってきたこととも、響き合う内容が多く含まれていると思います。
世話人の間では、新刊で図書館等では手に入りにくいため、ためらっていましたが、やはりどうしても取り上げたいということで、新刊にチャレンジすることになりました。

※今回は編者である杉本賢治さんが北海道からゲストとして参加してくださいます。
本の感想や質問など、直接ご本人とお話するこの機会をどうぞお見逃しなく!

・・・・・・・・
今回は、このテキストの後半部分を取り上げるわけですが、前回12月13日の読書会で出た意見を少しだけ紹介します。

・引き込まれるところが多く、充実した気持ちで読んだ。
ひきこもり経験者が、気に入った・気になった支援者にインタビューして本にする 、ということ自体が素晴らしいこと、画期的なことだと思う。
神奈川県中心で活動してきたが、全国にこれほど先見の明のある人たちが、活動していることを知ることができた。
インタビューアが支援者の深い考えを引き出している面もあると感じる。

・「はじめに」が素晴らしい。名文。
当事者の言葉は当事者が書いたというだけで簡単にほめられがちだが、杉本さんの言葉は掛 け値なしに説得力があり、自分の感性に対する確信を感じさせる。

・「つながりが大事」とはよく言われるが、つながりの中身や質については語られることが少なかったのではないか。
ただのつながりや対話ではなく、「個人が他者と深い話しあいを続ける充実」と表現されるようなつながりが必要だと思う。
「ひきこもり」経験から得たものが言葉になるような対話。

・ダイアローグも大事だが、ひとりでないと深められないもの、持ち帰れないものがあるということを杉本さんの本を読むと感じる。

・インタビューに登場する支援者たちは、みな、支援する側/される側という線引きを崩そうとしている。
おたがいに影響を与えあう関係をつくっている。

など です。
(まさにこの杉本さんの本のおかげで、深い話し合いができたのではないかと感じました。)
・・・・・・・・・・
★読書会に参加希望の方はテキストご一読の上、ご参加くださるようお願いいたします。
★読書会で取り上げる本は、参加者の方 々からもぜひ提案をしていただきたいと思っています。
読書会終了時に、取り上げる本を決めていますので、参加の時にお持ちいただくなどしてご紹介ください。
★読書会に関心のある方や、初めて参加を希望される方は、下記アドレスにご連絡下さい。
担当者から追ってご連絡差し上げます。
h-kangaerukai01@freeml.com

posted by 運営メンバー at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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